みなさんこんにちは。
『やっちん』(@yacchin_0310)です。
皆さんは、不動産会社へ買う・売る等で、お問い合わせしたことがありますか?
不動産会社に何社か連絡をされて、その後営業マンからしつこく連絡が来ることが多々あるかと思いますが、営業マン目線からお客様に対してどのようにアプローチしているかお話させて頂きたいと思います。
お問い合わせ後、営業マンがしていること
お客様からお問い合わせがあると、筆者の会社では、まず「顧客登録システム」に個人情報を入力します。
◆売却査定のお客様
不動産の情報やリフォーム歴、ご売却の理由等をヒアリングさせて頂き、査定書を作成。
室内を拝見させていただけるようであれば、細かく室内の状況を確認させて頂き、より正確な査定書を作成。
その後、アポ取をして、訪問出来るようであれば対面で査定書のご説明。
具体的に売却する事なく「価格だけ知りたかった」や「離婚による財産分与の資料として査定書が欲しかった」等、すぐに売却しないお客様に対しては継続アプローチ顧客として、電話 メール DMを送ります。
◆購入のお客様
殆どが、インターネットやチラシを見ての物件に対してのお問い合わせです。
お問い合わせ頂いた物件で成約すれば良いのですが、その物件で決まらない時、ご希望される条件をお聞かせいただき、該当する物件が新規で出ればその都度ご紹介の電話やメールをお送りします。
このご希望条件が難しく、お客様のご希望条件を全て揃う100%の物件は殆ど皆無ですので、駅からの距離や築年数、価格等、どれかがご希望条件に当てはまらない物件をお送りすることもあります。
人によっては「しつこい」や「的外れな物件ばかり送ってくるなー」と感じられる方もおられると思います。
お客様と連絡が取れない?
購入にしろ売却にしろ、不動産会社にお問い合わせがあり、その会社で決まらなければ、そのお客様が最後どうなったか?まで、確認をするので、お客様目線からすると「しつこい」と感じるかと思います。
先ほども触れました通り、お客様から問い合わせがあれば「顧客情報システム」に登録をし、上司も内容を確認できるため、「このお客様は最終どうなったか」と報告を求められるので、営業マンも最終確認の意味合いもありお客様に連絡を取ろうとします。
全てのお客様が連絡が取れて、最終「〇〇で決めました」とか「事情があり、購入(売却)はやめました」等わかればいいのですが、連絡をしても一切反応がないお客様もおられ、営業マンは定期的に連絡をし続けます。
営業やDMが不要であれば、メールでも結構ですので、ご連絡いただければ「顧客情報」を削除いたします。
それでもしつこい営業をされたら?
上記例は筆者が勤めている会社でのお話ですので、稀に昔ながらの超しつこい営業マンもまだ存在しているかと思います。
たまに聞くのが「飛び込み訪問」ですね。
アポなしで自宅に来られると、今の時代、少し恐怖ですね。
今では少なくなりましたが、「飛び込み訪問」が「営業マンの鑑」みたいな風潮がまだあるので、少し年齢層が高めの営業マンに多いと思います。
あまりにもしつこい営業であれば、国土交通省や各都道府県の所管課などの監督官庁に申し出れば、適切な指導をしてもらえたり、悪質と思われる際には行政処分を求めることも可能です。
不動産仲介会社は、成約に至ると報酬がもらえる制度で、仲介手数料も高額(物件価格による)となるため、どうしてもしつこいと感じられるような営業スタイルにならざるを得ない業界かと思います。
もしお客様が「しつこい」と感じられるのであれば、まずは毅然とした態度ではっきり断ることが大事かと思います。
あと、無視せず何かしらの方法で、断りの連絡を入れましょう。
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