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不動産営業マンがよく使うフレーズは本当?ウソ? 現役不動産営業マンが包み隠さずお教えします。

みなさんこんばんは。

『やっちん』(@yacchin_0310)です。

物件を探す際に、不動産会社に問い合わせをしたり営業店舗やオープンハウスに行ってみたりと、不動産営業マンとお話しすす事が多いと思いますが、

話の中で「今のその言葉って本当なの?」と思うことが多々あるかと思います。

今回は、不動産営業マンがよく使うフレーズについて、 現役不動産営業マンである『やっちん』が包み隠さず本当か嘘かをお教えします。

目次

「早くしないと、この物件無くなりますよ」

「早くしないと、この物件無くなりますよ」

このフレーズが一番耳にするのではないでしょうか?

お客様が賃貸物件や中古物件・土地等での物件探しの際に、不動産営業マンがよく使うフレーズですが、

これは・・・

本当です!

このフレーズは、実はほとんどが不動産営業マンが本当にお客様に使用しているフレーズです。

といいますのも、賃貸物件や中古物件・土地等は、まったく同じものがなく一点ものです。

そんな物件が、不動産業界内では当たり前なシステム「不動産流通機構(通称:レインズ)」に登録されている物件がほとんどですので、内覧を依頼されてる不動産会社でコントロールできないからです。

レインズについては、こちら↓

レインズに登録されている物件は、どの不動産会社からでも紹介可能なので、今日見た物件が、明日違う不動産会社から紹介を受けたお客様で申し込みする可能性もあります。

なので、90%気に入っていて、残り10%の部分で決めきれずに迷っている間に他のお客様に取られた事が何度もありました。

高額の金銭が動くので、即決断は難しいかと思いますが、迷っている間に他のお客様に取られてしまうかもしれないと考えておいたほうが良いです。

「家賃払うのもったいないですよ。」

「家賃払うのもったいなくないですか?」

「家賃払っても自分のものにならないので、ローン組んで買ったほうがいいですよ。」

このフレーズもよく聞きますね。

これは・・・

物件による!もしくは人による!

です。

以前にも触れましたが、賃貸と購入どちらが良いかは購入する物件であったり、その人の考え方だったり、十人十色の考え方があります。

『やっちん』は、現役不動産営業マンで尚且つ家を購入しているので、やはり「家賃の支払いはもったいない」と考えてます。

理由は

  • 団体信用生命保険に加入できる(保険適用で何かあったときローンが0になる。)
  • 子供の代になったときの相続財産として残せる
  • 毎月同等の支払金額で、賃貸では借りれないぐらいのクオリティの高い住居に住める
  • とにかく今は住宅ローンの金利が安い
  • 住宅ローン控除等、税制の優遇措置がある(2021年8月現在)
  • 自分のものなので、好きにリフォームできる

等々良いところのほうが多いと考えます。

尚且つ、購入した物件が値上がりするケースもあるので、金銭的にもプラスになる可能性もあります。

長く不動産仲介営業マンをしていると地域によりますが、購入された金額より値上がりしているケースや築20年以上経過しているのに、ほぼ購入した時と変わらないぐらいの価格で売却できたケースが多数ございました。

賃貸住宅のように「気軽に引っ越しができる」ということが出来ないので、その点さえご納得できれば、購入のほうがメリットが多いです。

なので『やっちん』なりのこのフレーズの結論は

本当です!

「ちょうど申し込みが入ってしまいました!」

「ちょうど申し込みが入ってしまいました!」

このフレーズは賃貸住宅の営業マンがよく使います。

いわゆる「おとり広告」の可能性が高いですね。

ここ数年おとり広告に関しては厳しくなっていますが、賃貸住宅の営業ではまだまだおとり広告の物件を掲載している会社もあります。

賃貸専門で営業している会社はいかに自社で取り扱っている物件が多いかを他社と競い合う風潮にあるので、インターネットで広告できる募集中の物件を手あたり次第掲載していきます。

掲載している数が多いと、成約しているかどうかの確認がおろそかになるケースも多く、2か月前、3か月前に成約してしまっている物件がそのままインターネット上に掲載され続け、その物件に問い合わせをすると「ちょうど申し込みが入ったそうです!」と対応され、別の物件を紹介してきます。

いかに自社に問い合わせをさせ、来店してもらえるかが勝負ですね。

成約しているかどうか確認できていない物件や、魅力ある物件を成約しているのにあえて掲載し続ける会社もあるので注意しましょう。

ちょうどタイミングよく申し込みが入ることは少ないので、

このフレーズは、ほとんどが

ウソです。

「今が買い時です!」

「今が買い時です!」

このフレーズもよく使いますが、不動産営業マンの中では「永遠に今が買い時です!」と思っています(笑)

「今は買い控えるべきです!」とは聞かないですよね?

というもの将来のことは誰にもわからないですし、不動産相場の上げ下げや、金利の上げ下げ等、将来のことが完璧にわかる人がいたら超人です。

景気が悪くなり不動産の流通が少なくなりそうなときは、税制等の優遇措置が充実していたり、ローンの金利が超低金利になったりします。

常に時代の流れに沿って、購買欲が下がらないようにそれ相応の施策が打ち出されるので、不動産の相場の上げ下げに関係なく不動産営業マンの中では、常に「今が買い時です」となります。

不動産購入を考え始めた方はその瞬間が買い時かと思いますので、将来どうなるかということを考えるより、購入を決断したのであれば、その時が買い時です。

将来不動産価格は下がるだろうと予測しても、ローンの金利が高くなっていたり、税制の優遇措置があまり充実したものになっていない可能性があります。

よって、お客様が購入することを決断したのであれば、このフレーズは

本当です!

まとめ

以上いかがでしたでしょうか?

不動産営業マンがよく使うフレーズでしたが、参考になりましたでしょうか?

それぞれのフレーズは、その時のタイミングやお客様の状況等によって当てはまる場合とそうでない場合があります。

気を付けないといけないフレーズは、

「絶対に~」「一番~」「~は保証します!」などの断定的なフレーズが出てくる営業マンは気を付けたほうがいいでしょう。

物件のメリットばかり話す営業マンも注意が必要です。

物件は一長一短ですので、デメリットもちゃんと話してくれる不動産営業マンであれば、その営業マンを信頼してもいいでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

◆不動産営業マンと対等に渡り合える知識を発信中 
◆40代現役不動産仲介営業マン≪賃貸仲介3年→売買仲介15年→売買仲介継続中≫
◆保有資格≪宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士≫
◆2児のパパ

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