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家を建てる前にやっておきたいこと。日本の伝統『地鎮祭』について

みなさんこんばんは。

『やっちん』(@yacchin_0310)です。

家などの建築物を建てる際に、やっておきたいこと。

それは「地鎮祭」です。

昨今、消えゆく日本の伝統として様々なものがありますが、代表的なものとして

  • 門松を飾る
  • しめ縄を飾る
  • 鏡餅を飾る
  • 年越しそばを食べる

等々、年末年始に行うものが多いですね。

最近では、家を建てる前に行う「地鎮祭」もやらない人が増えてきました。

不動産業界で働いていると、お客様に土地をご購入いただき、ハウスメーカーや工務店で建物を建築される際に、「地鎮祭」にご招待される場合があります。

先輩等に聞いてみると、「昔は「地鎮祭」に呼ばれることが多かったけど、最近はほとんど呼ばれないなー」としみじみ語っていました。

そんな徐々に消えゆく日本の伝統「地鎮祭」について、今回はお伝えしてみようと思います。

目次

「地鎮祭」って、なあに?

「地鎮祭」とは

土地の神様に挨拶をするというような意味合いで、建物を建てる際に建築工事の安全と完成をお祈りする日本の伝統的な儀式です。

また、土地の中には動物霊や植物霊がいて、その霊も鎮めこれから工事を行うことを許しを得て、安全を祈願するものです。

「地鎮祭」を行う際は、一般的にその土地を祀っている神社の神主さんに依頼します。

神主さんに依頼する場合、ハウスメーカーや工務店が行ってくれるケースが多いようですが、『やっちん』が家を建てる際には自分で神主さんに依頼しました。

地鎮祭は神式で行うことがほとんどかと思いますが、仏教式・キリスト教式などで行うこともあるようです。

神式以外で行う「地鎮祭」はとても珍しいので、一度は経験してみたいものですね。

「地鎮祭」の具体的な流れは、

1.開会の儀・・・儀式の始まりで、参列者やお供え物を祓い清めます。
2.降神の儀・・・神主さんが声を発し、神様を迎え入れる
3.祭壇に神饌(しんせん)を供える・・・祭壇に用意したお供え物を神様へ捧げ、お酒やお水の蓋を取り払う
4.祝詞(のりと)奏上・・・祝詞により、神様へ土地を使うことを告げ、安全祈願を祈ります。
5.四方清祓・・・土地の四隅を神主さんが祓い清めます。
6.地鎮の儀・・・神前につくった盛砂に向かって、鎌(かま)等で砂山を掘ります。
7.玉串を祭壇に捧げる・・・祈りを捧げて玉串を神前に捧げます。
8.神饌を下げ、神様にお帰りいただく・・・お酒やお水に蓋をして、神様に捧げたお供え物をお下げします。
9.昇神の儀・・・お呼びした神様を元の場所へお送りする。

「地鎮祭」の一番盛り上がる?ところは、やっぱり「地鎮の儀」で、施主様・工務店・設計者などが神前に作った盛砂に向かって、

「えい! えい! えい!」

と、鎌(かま)や鍬(くわ)、鋤(すき)を使って、3回砂山を掘ることです。

息子にもやらせると大喜びで

「えい! えい! えい! えい! えい! えい! えい! えい! えい! えい! えい! えい!

何回すんねん!と慌てて止めるぐらい掘ってました(笑)

気になる「地鎮祭」にかかる費用は?

やっぱり気になるのは「費用」ですよね。

お住まいされている地域によって、多少違いがあるかもわかりませんが、主に下記項目が必要となります。

「初穂料(玉串料)」・・・神主さんへお渡しするもので、相場は3万円~5万円
「お供え物代金」・・・5,000円~1万円
「設営・各種レンタル」・・・3万円~5万円
「ご近所さんへの挨拶の粗品」・・・必要分

一般的な住宅の場合の相場です。

建築する規模や、ハウスメーカーや工務店が用意する・しない、神主さんが用意してくれる・しないにより内容が変わってきますので、事前に確認をしておきましょう。

また、工事関係者が出席している場合、お礼などは特に用意する必要はないかと思いますが、数千円程度の祝儀を渡す人もいるようです。

服装はやっぱりフォーマルなほうが良い?

「地鎮祭」の時の服装は、特に決まりはありませんが、やはりお祝いの儀式ということで、フォーマルな服装でのぞむ人が多いようです。

フォーマルといっても、結婚式みたいに礼服とかではなく、スーツやジャケットを着用したほうが無難でしょう。

式が終われば、近隣のあいさつ回りをする場合が多いので、身だしなみは整えたほうがベターです。

ラフすぎる格好で、あいさつに来られたらちょっと印象が悪くなりますよね・・・

よいご近所関係を築くためにも「第一印象から!」です。

まとめ

以上いかがでしたでしょうか?

日本の伝統である「地鎮祭」

日本人であるからこそ是非行っていただきたい儀式ですよね。

マンションの購入や建売住宅では経験できない儀式なので、ご自身で建築する際は是非「地鎮祭」を行ってみてください。

記念にもなりますし、家に対しより愛着が湧き、建築過程から入居、そして入居後の生活も充実感で満たされるでしょう♪

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この記事を書いた人

◆不動産営業マンと対等に渡り合える知識を発信中 
◆40代現役不動産仲介営業マン≪賃貸仲介3年→売買仲介15年→売買仲介継続中≫
◆保有資格≪宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士≫
◆2児のパパ

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