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「賃貸不動産経営管理士」が国家資格になりました♪ 不動産関連会社に勤めるならば、取得しておきたい資格です。

みなさんこんばんは。

『やっちん』(@yacchin_0310)です。

不動産系の資格で「賃貸不動産経営管理士」ってご存じですか?

「宅地建物取引士」は超有名で、不動産会社で働くことを検討している方は、早ければ学生の間に試験にチャレンジして取得されているかと思います。

「賃貸不動産経営管理士」の資格って、そもそもなんのために存在する資格なの?や実務で役に立つの?等、資格の必要性が分からない方が多いと思います。

そんな「賃貸不動産経営管理士」の必要性等を2017年に取得した『やっちん』が解説したいと思います。

筆者のプロフィール
  • 名前:『やっちん』
  • 出身地:大阪府
  • 家族:妻 長男 長女
  • 趣味:カメラ 読書 映画鑑賞
  • 不動産営業経験:約20年
  • 資格:宅地建物取引士 賃貸不動産経営管理士
入社当初、賃貸仲介営業を3年間経験し、その後現在に至るまで売買仲介営業を担当しています。
目次

「賃貸不動産経営管理士」とは?

「賃貸不動産経営管理士」は、≪一般社団法人 賃貸不動産経営管理士協議会≫が運営団体として創設された資格です。

「賃貸不動産経営管理士」とは

主に賃貸アパートやマンションなど賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家です。

適正な管理業務を行う上で、幅広い専門知識と経験を兼ね備えた賃貸不動産経営管理士が重要な役割を担うことが期待されています。

引用:賃貸不動産経営管理士ホームページより

「賃貸不動産経営管理士」がこれから期待される資格ということですが、なぜ期待されるかというと今の日本の賃貸不動産市場の現状がこのようなものだからです。

◆賃貸住宅の割合が住宅全体の3割程度を占め、国民の重要な住宅ストックとなっています。

◆人口減少や住宅の供給過多などにより、空き家の増加が問題となっています。

◆賃貸不動産管理業を中心とする法規制が存在せず、敷金の返還等のトラブルが高い傾向にあります。

◆賃貸住宅の管理におけるクレームの複雑化や、管理委託契約のない管理の実態もあり、適正な管理が行き届いていない場合があります。

引用:賃貸不動産経営管理士ホームページより

街中で住宅街では、人口減少していてもどんどん住宅が建築されており、供給過多となり、空き家の増加が社会問題になっています。

平成30年時点では、空き家が約848万戸まで増加し、今後増え続けると予測されています。

相続等で、相続人が取得し思い入れのある家を売却することに抵抗のある方も多く、その際に賃貸で運用する方法として、資格のあるものがアドバイスをすることにより、少しでも空き家問題を改善できるかと思います。

また、賃貸住宅で起こるクレーム等も、資格保有者の専門知識で、貸主・借主にとって、よりよい方法で解決できることが期待されます。

他にもサブリース契約をめぐるトラブル等、賃貸住宅にまつわる問題が様々あり、管理業務を行う事業者は事務所に1人以上の「業務管理者」を設置しなければなりません。

「賃貸不動産経営管理士」はこの業務管理者の要件とされる国家資格となりました。

賃貸不動産経営管理士が行う具体的な業務ってなに?

「業務管理者」として賃貸不動産経営管理士が行う業務は

  • オーナー様から管理業務を受託する(管理業務受託契約)
  • 入居者を探す(入居募集から契約まで)
  • 賃貸住宅の管理(管理業務)
  • オーナー様への定期報告
  • 賃貸住宅の入居者からの苦情処理

「賃貸住宅管理業者」として賃貸不動産経営管理士が行うべき業務

  • 特定賃貸借契約(サブリース)の締結時における重要事項説明書
  • 長期修繕計画の策定などオーナー提案 等

となります。

「賃貸不動産管理業務」全般に関する様々な業務を行うのが「賃貸不動産経営管理士」であり、賃貸不動産の経営・管理において、適切な管理業と消費者の安全を実現する重要な役割の資格と言えます。

「賃貸不動産経営管理士」資格の難易度

基本は独学で合格できる資格かと思いますが、年々合格率が下がっている傾向で、さらに国家資格となった事で、より合格するには難しくなってくることが予想されます。

下記表は、過去の合格率の推移です。

年度受験者数合格者数合格率
平成25年(創設年)3946人3386人85.8%
平成26年4188人3219人76.9%
平成27年4908人2679人54.6%
平成28年13149人7350人55.9%
平成29年16624人8033人48.3%
平成30年18488人9379人50.7%
令和元年23605人8698人36.8%
令和2年27388人8146人29.8%

上記表でもわかる通り、確実に合格率が下がっている傾向となり、昨年の合格率は29.8%まで低くなりました。

試験は「マークシート方式」で四肢択一・50問(ただし、免除講習修了者は45問)です。

・合格率は約30%だったが、国家資格化により難化傾向?
・講習を受ければ、5問免除で有利に
・宅建の合格者は、約半分ぐらいの勉強時間で大丈夫
・独学でも合格可能
・試験はマークシート方式

まとめ

以上いかがでしたでしょうか?

比較的歴史の浅い資格ですので、宅地建物取引士よりも受験者数は少なく比較的取得しやすい資格かと思います。

これからますます賃貸住宅のニーズの増加とともに賃貸不動産の管理の重要性は一層高まってくると予想され、それに伴い市場が活性化されますが、様々な課題を抱えた業界です。

オーナーと入居者の間に立ち、公正中立な立場で業務を行う「賃貸不動産経営管理士」が必要不可欠な存在になる可能性があります。

オーナー様も高齢化で、管理を管理業者に依頼するケースも多くなると思いますので、有益な賃貸物件に変えるなど、課題の解決や新たなビジネスチャンスを引き出す役割としても注目が集まる資格です。

不動産業界で働いている方はもちろん、賃貸不動産を所有されている方は自主管理に必要な知識を学ぶことができますし、一般の方でも賃貸住宅を借りている側として、トラブルが起こったとしても的確な行動がとれるようになると思います。

まだ合格率が高いうちに、早めに取得しましょう!

最後までお読みいただき、有難うございました。

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この記事を書いた人

◆不動産営業マンと対等に渡り合える知識を発信中 
◆40代現役不動産仲介営業マン≪賃貸仲介3年→売買仲介15年→売買仲介継続中≫
◆保有資格≪宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士≫
◆2児のパパ

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